使用を避ける言葉を知っておきましょう!!

いにしえの?忌み言葉にご用心

不幸を連想させる言葉は、上手にかわしながら言葉を選ぼう!

忌み言葉とは・・・?

忌み言葉(いみことば)とは、それを口にすることを良しとしない言葉。あるいは、それを言い換えた言葉。
日本語の場合、血や死を不浄とする傾向がありこれらの関係語にはかなり忌み言葉が存在する。伊勢神宮の斎宮は仏教用語を避ける(斎宮の忌み詞)。結婚式や受験関係では、離婚や落第をイメージする語が避けられる。

結婚式では、離婚を連想させるため、以下の言葉の使用が避けられる。

別れる、切る、離れる、戻る、帰る、終わる、破れる、割れる、重ねる

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

その他にも代表的なものとして、出る、出す、去る、帰す、返る、飽きる、滅びる、苦しい、壊れる、逃げる、変わる、閉じる、枯れる、終わるなどがあります。
ここでは、多すぎて紹介できないくらいです。
結婚スピーチ集の一部には、不幸を連想させる言葉、夫婦の離別を連想させる言葉、再婚を連想させる言葉(重ね言葉も含む)の使用を慎むのがマナーだと述べられています。
ただ、最近の結婚披露宴では、忌み言葉の風潮は随分薄れてきていて、気にしない場合が増えているように思います。
列席者への感謝の気持ちと、将来の希望や未来への抱負をスピーチすれば、自然と忌み言葉が使われる頻度は少なくなりますから、前向きな文章を考えるだけで、だいたい予防できます。

しかし、どうしても文章の流れ上で、忌み言葉を使用しなければならないときもあります。
別の言葉で言い換えることができればそれでよいのですが、文章の微妙なニュアンスが崩れて言いたいことが伝わらなくなっては本末転倒です。
最近の一般的な結婚式、披露宴の謝辞、スピーチの動向をみていると、そのような場合、忌み言葉を使っても問題ないと思います。

それ以上に忌むべき事は、1つの単語にこだわりすぎて自分らしい挨拶ができないことです。
素晴らしい謝辞を述べるために、「昔の日本で良くないとされた言葉」を使用したとしても、全体の流れがよければ、必ずプラスになります。

あまり神経質にならずに、素直な感謝の気持ちを言葉に乗せて謝辞を完成させた後、上記のような言葉がないかチェックしてみると良いでしょう。

万一発見した場合でも、文章の流れをスムーズにするために必要なものであればそのまま使用し、忌み言葉が目立つようあれば、他の言葉で言い換えることはできるか考えてみましょう。
このページの一番下に、忌み言葉を言い換える例文もありますので、参考にしてくださいね!

重ね言葉

重ね言葉イメージ

結婚披露宴での使用が好ましくないとされている言葉に、「重ね言葉」というものもあります。
これは、言葉を重ねることで再婚を連想させるので、忌み言葉の一つになっているようです。
結婚式に避けたい重ね言葉の代表としてあげられるのは、重ね重ね、重々、再々、再三、度々などです。

しかし、重ね言葉の本来の意味合いは「言葉の意味を強めるために、同じ言葉を重ねて用いること」ですから、再婚とは何の関係もないわけです。
忌み言葉として嫌う人がいることも事実ですから、上記の赤色の言葉は結婚式のマナーとして使わないほうが良いと思いますが、「どんどん、だんだん、いよいよ、日々、ときどき、また、なお」などの言葉まで、重ね言葉として使用しないとするのは、個人的に反対です。
「どんどん」とまでは言いませんが、常識の範囲内で使用しても良いと思います。

言葉のあらさがしをするより、「自分の言葉で皆様に感謝の気持ちを伝える」を常々考えて、新郎挨拶をしたいものです。

忌み言葉をこう言い換えてみよう!

忌み言葉入りのフレーズ
先ほど、ウェディングケーキを切ったとき、手が震えてしまい、指にクリームがついてしまいました。
このように言い換えてみては?
先ほどのウェディングケーキ入刀のときは、手が震えてしまい、指にクリームがついてしまいました。

忌み言葉入りのフレーズ
こうして二人が新しい人生のスタートを切ることができたのは、皆々様のおかげです。
このように言い換えてみては?
こうして二人が新しい人生のスタートラインに立つことができましたのも、皆様のおかげです。

忌み言葉入りのフレーズ
本日は、私どものために、お骨折りいただきまして本当にありがとうございました。今後とも、ますますのお力添えをいただきたくお願いいたします。
このように言い換えてみては?
本日は、私たちのために、お力添えをいただきまして本当にありがとうございました。今後とも末永くお付き合いいただきたくお願いいたします。

忌み言葉入りのフレーズ
この挨拶を持ちまして披露宴は終了となりますが、皆々様からいただいた暖かいお言葉を一生忘れません。本当にありがとうございました。
このように言い換えてみては?
この挨拶を持ちまして披露宴はお開きですが、皆様からいただいた暖かいお言葉、私は一生忘れません。本当にありがとうございました。